まとめ
・外出報告は目的と結果を共有するものである。
・外出報告は外出報告書とセットで行われる。
・外出報告を通すことで、目的の再認識、報告者を育成、成長させる。
活動内容
外出報告とは先輩、メンターに訪問先の目的を伝え、目的に対して適切な訪問内容、結果になったかを確認を行うアクションのことです。キーエンス内では「外報」と呼ばれていました。具体的には外出前にメンターに報告をし、訪問内容が十分な質を伴っているものであれば訪問許可が下ります。合わせて、外出報告には「事前」外報と「事後」外報があり、それぞれメンターの確認印が必要となります。訪問外出報告は外出報告書とセットで行われ、ベースデータはキーエンス独自のSFA(ASSIST)から出力します。
目的
1:訪問の質向上
外報時にはメンター(被報告者)に対して、訪問の目的、目標を明確に示したうえで、これらを達成するための方法を同時に報告者は報告する必要があります。また、メンターからの意見を訪問内容に反映することで訪問そのものの質を上げることができます。
2:報告者の育成、成長
訪問の許可や、メンターから指摘を受けないためには、適切なターゲットや目的、手段を明確に考えなければなりません。なぜこの会社に訪問するのか、どのように案件を発掘するのか自身で考える習慣が身につきます。
具体的な報告項目
基礎情報:会社名、部署名、担当者、会社規模
事前入力情報:
訪問種類(初回打ち合わせなのか?販売後の訪問なのか?テスト訪問なのか?等)
紹介予定商品
訪問期待成果
訪問目的
担当者の過去の購買履歴等
事後情報:
訪問結果(商談化したかどうか)
紹介商品
ワンモア商品
多事業部へのID(紹介)有無
デモの有無
デモ内容(お客様の商品でテストしたか、自社サンプルでテストしたか、テストしていないか)
上長同席の有無
最後に、上記の結果を業務もしくは、営業がASSIST(キーエンス独自のSFA)に入力することで次回の訪問やPDCAに活用する仕組みとなっています。